旅する m@nia

そこに2台のﾊﾞｽがある。


1台は各停車、


もう1台は急行。


各停車の1台は


少ないながらも確実に乗客を乗せ


遅いながらも


目的地に向け確実に乗客を


増やしながら進み


もう1台の急行は


行き先こそ明示されているものの


運転手の思惑で


停留所がころころ変わる


乗客の利便性より


運転手や運行会社の思惑が


最優先される。


速く目的地に辿り着く事が重要と


乗客の安全性、快適性を無視した


運行者の独断は


乗客の利便性や


快適性よりも


運行者の都合に左右される。


そのような


バスは


乗客や地域の


信頼を




勝ち得ない。




何より



高速バスほど


味気ないものは


無い。



正確さ、速さなら


飛行機や


鉄道を



選ぶ。



だが


空港や


鉄道の駅は


残念ながら


全ての市町村には


存在しない。



自分の家の


すぐ近くにある


停留所だから


愛着が湧く。





乗客は


目的地が一緒なら


乗り心地や


車内の


雰囲気を


選んで


乗りたいバスに


乗る


権利がある。

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